今年もお世話になりました。
なんだかあっという間に2007年も終わってしまうような印象です。
今年は、住宅が2棟、マンション1棟、工場・店舗1棟が無事竣工しました。現在は工事中の物件が3ヶ所、確認申請が降りてもうすぐ着工予定の物件が1ヶ所、申請中の物件が2ヶ所というような状況です。計画中の物件は数多く・・・・・・^^;(年末年始もお仕事です。)
とにかく今年の設計・建設業界は6月20日の建築基準法改正以降とんでもない状況になってしまいました。確認申請に必要な書類や手続きが大幅に変更された結果、GDPを0.8%押し下げるような事態になったことは周知のとおりだと思います。0.8%とは言っても約4.5兆円です。とんでもない金額です。わずか半年でこれだけのGDPが減ったわけですから我々の業界としては非常事態宣言が宣告されたようなものです。事実、設計事務所を廃業された方や建設関連の会社などで事業継続が困難になって倒産された会社の方が、僕の周りにも結構な数いらっしゃいます。と同時に6月20日以降に建築を計画された或いは計画しようとされている方にとっては、それ以前よりかなりの費用負担が発生していることを御存知でしょうか?訂正ができなくなったことにより、設計時に決定しておかなければいけないことが増えた結果、設計期間が伸びています。また、杭工事が必要な場合には予め既存建築物の解体後にボーリングをして地盤調査を終えてからしか確認申請を受け付けてもらえなくなりました。その結果、仮住まいの期間も長くなりました。今までは解体及びボーリング・建築工事が一つの契約で済んでいたのですが、それも叶わなくなり、解体工事と地質調査については、まだ本体の工事契約もしていないうちに施主がその専門業者と契約して依頼することになってしまったのです。つまり、銀行融資を受ける場合にはそれに当然含まれない工事となり、自己資金で補わなければならなくなりました。また、ある条件を超えた建築物を計画した場合には構造の適合性判定を受けなければならなくなりましたので、その費用負担も大きくなってしまいます。1ヶ月程度で降りていた確認申請も、ものによっては3ヶ月以上かかることにもなりました。その結果、着工時期、竣工時期がなかなか特定できず建設会社の工事見積もかなり厳しいものになっています。少なくとも審査期間にある一定の目安をつけてもらわなければ様々な面で負担が増大していくばかりです。
来年もしばらくはこの状態が続くことになりますが、我々としてはとにかく今手がけている仕事を精一杯やるだけです。2008年も大変な一年になりそうですが、今年以上に頑張っていきます。
2007年は大変お世話になりました。
2008年もどうぞよろしくお願いいたします。
